5月9日(1日目) ヒースロー空港~寮

出発は羽田空港からでした(帰りは航空会社が違うので成田着だったりする)。

荷物が多いからということで、お母さんがついてきてくれることに事前になってました。
当日の朝、持っていく荷物のすべてを見たお母さんは一言「これ、わたしが一緒に行くんじゃなかったら、どうするつもりだったの?」。
結局、乗換なしで行ける駅までタクシーで行きましたw

時系列が変になるけど、ヒースロー空港で記念に撮った荷物の全貌がこちら。
まぁ文字どおり開けてみたら服持ってきすぎてるだけなんですけどね。
上着を2枚も出しておく必要はなかったんだけど、まぁ入らなかったんですね。
ちなみにどうしてかはわからないもののヘアミストの蓋が緩んでいてこの真新しいシャラポワバッグの底が大浸水でした。というより開けたらコンタクトの箱がボロボロだったw
一瞬詰め替え用をそのままぶち込んだシャンプーが破裂したのかと思って焦ったので、それよりは良かったです。乾くし。
このふなっしーを被りよったカピバラさんは、ゲーセンで取ってくれたバイト先の友達が「ロンドンに連れていくなら、まぁいいよ」と言ってくれたので連れてきました。
このバッグのファスナーにもともと付いてるキーホルダーが死ぬほど取れるのでもうそれのことは諦めて身代わりに。

そして私が何でもギリギリなのはいつものことですが、手荷物検査でPCやけいたいをかばんから出さされ、一度出したら戻せなくなったりして手間取ったために、「ロンドン行きご搭乗のさかき様いらっしゃいますかー」と探されるアレになりました。出発時刻は過ぎてないけどね?w10分前はギリ…くらい。まぁ私が最後でした。
ファーストクラスも含めて40列くらいしかない小さめの飛行機で、空席もあったからそもそもそんなに大人数じゃなかったようだけど。なんでもない時期にロンドンに行く人なんてそういないんだなと改めて思いました。もちろん「帰る」感じの風貌の方々もいましたが。

フライトは12時間。
私は先月までパスポートを持っていなかったレベルの海外素人。3歳の頃に家族旅行でサイパンに行ったらしいのだが覚えているはずもない。
飛行機で行ったことがあるのは京都、大阪、広島…最長で長崎。
半日も何すればいいんだろう…本とかむこうで処置に困るし持っていきたくないな…けいたいも使えないよな…となんとなく思ってました。
ANAの飛行機だったので、半沢直樹を見ました(笑)入ってるんだね。実は最後の方の計3話しか見たことなかったのでこれ幸いと一気見。11話でスペシャルなどでちょっと長い回もあるので全部見て、1時間ちょっと余るくらいでした。あと、鉄板のGOOD LUCK!!も入っていた。これは全部見たことあるんだよな。
お母さんとは「アナ雪とか入ってそうだから、見たことないんだし話題に見とけばww」と話していましたが、ほんとにアナ雪も入ってた。まぁそれは帰りにでも(海外の航空会社なので英語版だろうが、その頃にはそれくらい見られるようになっていたいところ)。

ときどき窓カバーを開けて外が面白かったら撮影しつつ。
何もない大陸がずーっと続いていたりして、日本は狭いからあれだけど、地球上の大陸すべてのうちどのくらいに人が住んでいるんだっけ?とか。

↑ロンドン上空。やたら家々が規則的に並んでいる町だなぁと思いました…。

最近で飛行機乗ったのが修学旅行と個人旅行LCCだったので、ANAのCAさん方のサービスやっぱりいいなぁと思うなど。海外への長時間フライトではケチってLCCを選ぶべきじゃないかもしれない。疲労度が違う。しかし機内食が、どこの時間を基準に出しているのかわからない(東京時間でもロンドン時間でもない)夕食+朝食で、途中から窓カバーを閉めて電気を消していたので仮想夜だったんだろうな…と推測。しかし羽田を正午前に出てロンドンに夕方着くスケジュールだったのでそんなガチ寝する時間帯じゃないんですよね。私30分くらいしか寝てません。
夕食:ブリ丼orカレー

朝食:魚の何か(忘れた)orエッグベネディクト

あと、ダッツのちっちゃいアイス貰いました(笑)

途中、ランディングカードを受け取っていないというアクシデント発生(寝てたの30分だけなのに何故)。国際線不慣れすぎて飛行機内で貰うものだということも知りませんでした。
「入国書類のご記入はお済みでしょうか」のアナウンスでなんそれってなって気付いたわけで。行きは日本の航空会社で良かったw
でもそのときそれを伝えたCAさん「3回くらい回ってお配りしたんですけど」って迷惑そうな顔したの許さん、おまえが見落としたんじゃ!!!!ていうか「貰ってないんですけど!」ってこっちがキレたならともかく、持ってきてくださいよそのくらい。しかも結局別のCAさんが持ってきました。

そしてヒースロー空港に到着。体感時間は8時間くらいでした。
しかし乗物酔い止めはおそらく12時間も効かないようで、さらにずっとイヤホン着けてTVを見ていたため目と耳の疲れで頭痛が。降りる間際に鎮痛剤を飲んだけれど、このあともう一度酔い止めを飲むべきだったと後悔する事態に。
入国審査の待機列がかなり長く、「12時間=半日、ただひたすら移動するってなんかすごいな…」とぼんやり。3泊5日の強行とかで行く人精神力あるなって思いました。私は帰り乗るの数ヵ月後だからいいけど、1週間しないうちにもう一度やると思ったらかなりげんなりです。

「UK Border」って言い方かなりいいなと(一般的なのかな)。ここを越えたらUKですよ!という感じになんとなくワクワク。しかし30分くらい待ちましたw
ヒースローといえばの4時間限定Wi-Fiを使って、いつか使ってみたかった「Guess where I am?」をツイート。あの文句は英語の美な気がする。

空港の雰囲気は日本とあまり変わりません。ちょこちょことハンドウォッシュ液の装置が設置してあったり、注意書きのアイコンなんかも似ているし、わりときれいなところも建物の素材(笑)なんかも似ている。それとも日本が交通関係ではイギリスを踏襲しているからなんだろうか……。
但し、もちろんすべての文言が広告から案内板まですべて英語。その程度の英単語はわかるけれど、「何かの間違いで日本語表示が失われてしまった空港」みたいな感じになるくらい雰囲気は似ているのです。

しかし入国審査。おじさんが当然のごとく英語を喋り出す……。
「From Japan?」パスポート見たらわかることをなぜ訊くのか!!答えるの一苦労なんだよ!!!!
さらに「帰りの航空券は持ってる?」と。eチケットを出したら、まじまじ眺めたあと「日本語しか書いてない…英語で印刷してきてくれないとわかんないよ」と言われました。アッそりゃそうですよねー!!!でもまぁ別に通してくれましたけど。
でもって期日ギリギリに一生懸命入手した残高証明は見せろと言われずwいつも資金を入れてるネットバンクではポンド建てを出してもらえなかったから、わざわざ都市銀に移して作ってもらったんですけど!額が額だけに手運びイヤだったから振込にしたときにかかった手数料返せや!笑


そして荷物を受け取りに。無事荷物はすべて着きましたが、荷物カートの前で客たちに声を掛けている男性がいて。なんだろう…荷物を運んでチップを貰いたい人なのかな…?となんとなく恐怖(笑)
そ してロンドンではお馴染みの、SIMカード自販機!!!(一応人を待たせているのと、事前に調べていたのとラインナップが変わっていたので、焦って自販機 の写真を撮りそこねたのが心残りorz)荷物受取のベルトコンベアのすぐ後ろにあります。コーラの自販機や、ベンジェリーズのアイスや、お菓子の自販機と一緒にw
ライカモバイルのやつにしようと思っていたんだけど、自販機SIMには通信料無制限のやつがなくなっていました。なのでThreeのSIMカードに。

電話なんてどうせそうそうしないし、メール(SMS)も…いや、使うとしてもメールやSkypeなのでは?と思い、とにかくTwitterやLINEやそのテのサービスを別途チャージなしで使えるよう、データ通信無制限のやつが良かったんです。


とりあえずSIMカードはそのままかばんに突っ込み、迎えに来てくれている人のところへ。
結局名前も訊けませんでしたがw学校のスタッフの金髪のおばさんが待ってくれていました。そのおばさんのヘアスタイル、前髪があって…もしかして、私の知ってる外国人=テニスプレイヤーが前髪ないのって、単にポニーテールするとき邪魔だからなんじゃって…。
さて、その人が「Do you need anything? Or go straight to house?」と訊いてくれたのが、いきなり聞き取れずwあ、わりとヤバいwと気付いたところで。
おばさんが荷物カートを押してくれて、駐車場へ。駐車場の雰囲気も日本に似ていて、そこにある車もベンツやプジョーやフォルクスワーゲンに始まり、トヨタもちらほら(街には日産もいた)。おばさんの車はボルボでした。


空港と寮とはロンドンのちょうど反対側にあり、しかも土曜日だからか道が混んでいたためドライブは1時間以上の行程に。初めは、高速道路の雰囲気も日本に似 ているとか、そもそも車が右ハンドルだとか、そのくせ家々や建物は赤と茶と白に統一され、素材も外見が石か木か煉瓦で日本とは圧倒的に違って素敵だ、などと楽しんでいたのだけれど、意外と道がガタガタなのとロンドン人の荒い運転に翻弄され、ガッツリ乗物酔い(笑)
おばさんがキングスクロス駅やベーカー街を通るとちょこちょこ解説してくれるのですが、聞き取るのに気力がいる&碌なリアクションを返せないので申し訳ないという気の張りもあり…。
でも、最後10分くらい眠れたのもあり、着いて部屋に落ち着く頃には治まっていたのでなんとかなりました。

↑車にあったキャンディ。茶色と白のシマシマで…ミント味(キャラメル入)w


週末だけ来るハウスキーパーだというローラさんが、部屋の場所、鍵はオートロックなので絶対に閉じ込めをしないようにすること(してしまった場合どうするか も言っていたのだがそれは聞き取れなかった←)、台所で使っていいストックの場所、オイスターカードの取得について、などちょこちょこ説明をしてくれました。女子は女子用の部屋が決まっているらしいということはわかりましたが(クローゼットが多いとかかな?私の部屋は2つあります。まだ他の子の部屋は見 られていないw)、オイスターカードのことは結局よくわからず自分であとでじっくり調べましたww


その私に当てがわれた部屋は建物の造りでいちば ん奥の部屋で、これは人の足音が気にならないので快適でした。が、そのバカ重い荷物を2階に階段で持ち上げるわけで、バッグ2つはどうにかしたもののキャリーをこわごわひきずり上げていたら、同じ日に入居したクロアチア人(たしか)の男の子が持ってってくれました。男子ってすごいなw地味に、部屋までぐいぐい持っていくのではなくって、階段上がってちょっとした廊下に置いて去るところにジェントル性を感じたw

部屋の第一印象は、わかると思うけど「ベッドデカ!!!!」普通に、ダブルです。なぜw
でも、そもそも部屋も広い。映しきれなくて携帯用の広角レンズ使いました。
窓は全開にはならないけれどよく光が入り、デザイン暖炉とドレッサーがあります。あまり新しいわけではないので、引出しがちょっと壊れていたりwクローゼットの扉がバカになっていたりするのですが、レトロかわいいので「味」として受け止められる範囲(笑)
ベッドリネンも真っ白とかかと思いきやかわいいし、カーテンもリネンもきちんと洗ってある感じで好印象。掃除はできるけど大物の洗濯はちょっとねぇ…やれないしやりたくないし…w

ちなみに部屋に何があって何がないのか把握しておきたくて、行く前に留学代理店の担当の方を通じて訊いたんですよ。「ハンガーと、鏡は、部屋にあります か?」って。そうしたら「ハンガーはあるけど鏡はない」ということだったので、割れ物だしかさばるのにと思いつつもわざわざ安物ながら三面鏡買って持っていったんですよ。1日だってないと困るから。でも、写真見てもわかるとおり、姿見含めて3つあったよね!!!!全然いらなかったし、家でも使わないからワンチャン捨てて帰りたさMAXです。

てかNice to meet youははじめましてじゃないって言うから、じゃあ何て言えばって思ってたけど、普通にみんなNice to meet youって言ってくるよろしくね的な感じで…。


それ以外で持ってこなくても良かったかな、と思ったもの:ハンドソープ・食器用洗剤(一応用意されてた)。
持ってきて良かったと思うもの:雑巾・部屋用洗剤・靴べら・カトラリー・サーモスカップ(食器系は一応用意されているのだけどそれこそ古くて清潔感に不安があるw今、お皿をどうしようか迷っていますw)・ポケットティッシュ(早く箱ティッシュを買いたいのだが売っているところが見当たらない)
今買いたいもの:部屋に置く大きめの時計(部屋に時計がなかった)・箱ティッシュ
持ってくれば良かった!と思うものは今のところないかな。2日目にランドリーケースだけ買いました、部屋に何日か溜めとくことになるので。持っていくにはかさばるし安物買って捨てて帰る気のこれで良いと思う。詳しくは2日目で。


ちなみに8時半に窓の外を撮った写真。こちらは明るくなる時間、暗くなる時間が後ろにずれています。

気温は日本より少し低い。昼間は長袖+カーディガンくらいでちょうど良く心地いいですが、9時過ぎたあたりからガクッと寒くなります。

そのせいなのかなんなのか、この部屋の唯一の欠点は、照明が薄暗いw
オレンジだし、あんまりはっきり照らすものがないんですね。昼は太陽光で明るすぎるくらいなんだけど、夜はもう眠気を誘う間接照明っぷりです。


そして…この部屋ではなくこの寮の、最大の欠点は………
シャワーの出力が弱すぎ!!!!wさまぁ~ず大竹さんなら激おこぷんぷん丸ですよ。2つあるんだけど、片方はバスタブのみ、片方はシャワールームのみと使い勝手も悪いし、何よりシャワーがもう(苦笑)海の家かなみたいな。給湯器みたいなので出してるのでときどき熱湯出て死にかけます。それが住居における唯一の不安w

8時間の時差って、自分がアリゼの近況見たり海外の試合見たりしてるときはあまり気にならないのですが、ツイッターとかにいると日本にいるみんなと生活タイミングがすごくずれてて強めに体感します。イギリスって天下のグリニッジ天文台の時間なんだよね。グリニッジ天文台も訪ねたいなぁ。
この国は紫外線が強いとは聞いていたけど、なんだかとても太陽の位置が低く感じられます。眩しくて空を見上げられないくらい。サングラスかけたくなるのわかる。

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