5月16日(8日目) 「デパート」めぐり

予定が二転三転しました。
まず、初めは衛兵交替式に行こうかと…。ただ、ちょっと寝坊したので(笑)、まぁ日曜でいいか、ということで先日見るだけ見かけたロンドン塔へ向かいました。

入るのには、チケットがいるのですが…チケット売り場、並んでる…。
平日でも来れるのにチケット売り場に並び押せ押せして入る意義が見出せない…。人がいっぱいいると写真撮るのも難儀するし…。
ということでやめました(笑)

なんか今修復工事中なのかな?

さて、この向かいにあるチケット売り場の横には、フィッシュ&チップスを含めてファストフードのテイクアウトをやっているお店があります。
…なぜか2軒並んで(笑)
まだロンドンに来てから食べてなかったので食べてみました。
若干お客さんが多く来ているっぽく見えた右の店で(笑)行ってる人ほぼみんな観光客でしょうから、何の当てにもなりませんがw
イギリスの食事はまずいというか、このテのものは「bland(味がない)」です。
フィッシュ&チップスも、ポテトも含めてほぼまったく味付けされてない。スタンド横にマヨネーズやらケチャップやらビネガーやら塩やらが置いてあるので、好き勝手にかけましょう。

ロンドン塔近くの駅(タワー・ヒル駅)の前にはちょっとした広場があって、人の姿が彫られた柱があります。
この壁には、かつて漁船に乗っていて亡くなった方たちの名前が刻まれているそうな。
なので、こういうお供えなのかな?ってものがちょこちょこあります。
この赤い花は、何のモチーフなんだろうね。
そしてこの日本では見ない鳥……めっちょ何か食ってる…w(無謀にもスマホで撮ろうとしてる人がいたので対抗意識燃やして撮ったw)

さらに駅の上のちょっとしたスペースには、日時計が。
「Sundial!」と言いながら駆け寄るお兄ちゃんと、ついていく妹ちゃん(見知らぬ兄妹w)。妹ちゃんのブームは、階段を数えながら昇ること。数を数えられるようになった年頃なのかな?16まで普通に数えてました(笑)

さて、どこに行くか迷ってハロッズに来てみました(笑)
日本でも有名なハロッズ。もう、建物が素敵。重厚で、いい意味で古臭い。

テーマカラーは、木の色と緑。ショッパーも緑です。


1Fの、ハロッズと言えばの紅茶や、チョコレートが売っている場所。紅茶は買ったけど、お菓子はいろいろありすぎて何も買えなかったから、リサーチしてまた行きます(笑)
マグカップはこのフロアにも、3Fのハロッズグッズフロアにもある。使うために白いの買ったから、水色か赤とペアでおうちに持って帰ろうと思います。
ちなみにカードで買い物すると、日本円にする?と訊かれます。ポンド払いだとカード引き落とし日のレートになるところをその日のレートで換算してくれるけど、手数料が取られます(笑)たぶん、ポンド払いの方がいいと思います。

階段なんかも、日本とはセンスが違う(笑)日本にも優れた建築技術はあるはずなのにどーしてこういうの見習えないんだろ。
トイレもとても素敵だったんだけど、他にもお客さんいたから写真撮れなかった(笑)
でもどんなに素敵なトイレでも、ウォシュレットどころか温感便座も音姫も便座用アルコールもないからね。設備は日本に敵いませんw

ハロッズグッズコーナーにはこんな感じの日本人心くすぐるものもありますが、1個3000円くらいするんだよ…高い…。ユニオンジャックコラボでとてもかわいいですが。
テディベアは制服の子やハロッズリボンを着けた子やいろんな子がいっぱいいます。かわいいんだけど…ぬいぐるみをいつも持ち腐れてしまうので、買うの躊躇った。
人の背よりデカい子たちもいて、観光客が抱きついて写真撮ったりしてました。
全然時期でもなんでもないクリスマスオーナメント売ってる。とても可愛い。ただこれも1つ2000円くらいする(白目)(2枚目ピントどこ感すごいしカメラ超写り込んでますね。ごめんなさいw前後どっちかには合わせたつもりだったんだが)
あとは定番のビニールバッグやお財布も売ってます。

おもちゃ売り場を覗いてみたら、けんだまが売ってました。
「剣玉and拳玉」…拳玉ってなに??この玉で人を殴る想像しかできませんこわい。

せっかく私1人だけでエレベーターに乗ったので、着く前にと慌てて撮ったから構図もなにもない写真でごめんなさい。エレベーターも古式ゆかしくて素敵。

ハロッズのドアマンさんはモスグリーンの制服。男の子にドアを開けてあげているところをパシャリ(盗撮)。

さて、えー、ピカデリー・サーカスの駅前には、ジャパニーズスーパーがあります。
スーパーの前でうどんやラーメン、あとたこ焼きなどを売っています。
店の中は、日本食が好きなのであろう外国人もいますが、圧倒的に日本人だらけ!!日本語が飛び交っています。店員さんも8割くらい日本人。日本人の店員が日本語で日本人の客に醤油をおすすめしています(笑)
ちなみに物価は恐ろしいことになっており。どんぶりとか売ってましたが1つ2500円くらい。あと、日本のお菓子…ロッテのチョコパイ箱入り500円くらい。まー恐ろしいwカップ麺も200~300円くらいしてました。

さて、駅前の「ピカデリー」のところにはマネキンと名物おじさんのようなスタッフさんがいて、観光客と写真を撮ったりしています。
私は一緒には撮ってないけど、カメラを向けたらこうやってポーズを決めてくれました。

この駅前では日本のガイドブックにも載っている「エロスの像」が矢を向けています。

が、ぶっちゃけハチ公的な感じで人が群がっています(笑)

この駅から「ピカデリー通り」沿いに少し歩いたところに、セント・ジェームズ教会があります。

この日はたまたまマーケットをやっていたので(ガイドブックによると不定期らしい)、より入りやすい雰囲気。

そんなに大きな教会ではなく、あんまり堅苦しい雰囲気でもないです。中ではこの日は、たぶんですが、町の市民オーケストラと思しき団体が練習をしていた模様。

さて、この近くのカフェの店前でアイスクリームを売っていたのでまた食べる私。
チェリーと、ピスタチオ(笑)ピスタチオ味が好きなので、その味で比較することになりがち。こちらはもう少し日本に近い味でした。でも基本的にアイスすごく美味しい。これ700円くらいしたけどなw
惜しいのは、コーンは日本のものの方が断然美味しいんですね~~。
このカフェが、店の中でお金を払ってからレシートを持ってってアイスケース前のおねーさんに作ってもらうシステムなのですが、私が何か言い回しを間違えてるんでしょうね、店員さんに全体的にびみょーなリアクションをされることにwこういうのが地味に堪えます。
でも、イギリス人の友達に「店員さんたちが、私のショートな英語にいらつくのよねw」と言ったら、「君はたしかにいろんなところでそういう人に会うことになると思うよ、でもそういうのは"bad egg"だから、気にしないで」というようなことを言われました。
bad eggってなんだよ、と学校でそのメッセージを受け取ったので先生に訊いてみたところ、まぁ「bad person」のことをいう、定番の言い回しだそうな。cookieと一緒かな。
これを聞いてから、店員さんに冷たくされたときには、心の中で「Bad egg, bad egg」とつぶやくようになりました。

さて、このすぐ横にフォートナム&メイソンがあって、そこまで足を伸ばしにきたのですが、思った以上にカフェから近かったので食べ終わらず、フォートナム&メイソンのショーウィンドウのへりにもたれかかり、けいたいを見ながらアイスを食っていたところ。
見知らぬおじさんおばさんの夫婦がやってきて、「Excuse me, ***** bin?」と私に訊くのです。おばさんは手にエスプレッソ用っぽいカフェのテイクアウトカップを持っていて、それは空になって2つ重ねられています。私の目の前にある消火器でも入っていそうなハコをゴミ箱と思って来たような、雰囲気は察しました。
ただ…正解かもわからないし、どこにゴミを捨てていいかもわかるわけありません(笑)私はつい「Bin?」と問い返しましたが、おばさんは私がbinの意味がわからないとは思っていない模様で、「Yes, bin.」と頷きます。私は半笑いで「I don't know.」ととりあえず答えました。
おじさんは私が言葉すらもよくわかっていないことを察したのか、諦め顔でおばさんを促しましたが、気付かないおばさんはさらに私に言葉を重ねます。まったく何を言われているのかわからない私は、おばさんが言葉を切るのを待って「Sorry, I don't know.」ともう一度言いました。
しかしこのおばさんいい人で、気を悪くしたような顔をするでもなく、「No, no "sorry". Thank you.」と言って立ち去ったのです。あらま、いい人、と思いながら辞書で調べると「bin」は私の察したとおりゴミ箱のことでした。クイーンズ・イングリッシュ独特の言い回しだそうな。ちなみに翌日タイムリーにハウスメイトにもbinという単語を言われましたw

こちらがフォートナム&メイソンの1階。やっぱり紅茶や、あとはジャムやお菓子が売っています。
全体的にオリエンタルな雰囲気で、こんなのがあったりします。
ハロッズの紅茶缶の方が好みだったのと、このオリエンタルな雰囲気に戸惑ったのもあり、普通の紅茶は1つも買ってませんw1つくらい今度買おうかな。

逆にオリエンタルだからこそ!と思って、煮出し用のチャイのティーバッグと、それから売ってるところは初めて見た、レモンカードを買いました。
私のような人間にとっては、レモンカードといえば北原さんが可愛い瓶の使い道を考えた結果自宅で手作りして知世ちゃんにプレゼントしてくれたアレ。イギリスではとってもメジャーなものだそうです。フォートナム&メイソンのレモンカードは日本では売っていないんだとか。
レモンカードとは、甘みを抑えたジャムのようなもので、ミルクとたまごが入ってます。私はジャムは作り物めいた甘さが苦手なんだけど、これは好きでした。食べきって、新しく1つお土産に買って帰る所存(笑)
ちなみにレモンカード以外に、ライムカードや○○カードがいろいろありました。うーん、レモン以外にももう1種類くらい持ち帰ろうかな?w

フォートナム&メイソンはフロアの真ん中が吹き抜けになっています。
いちばん下に見えているのはロンドン~な電話ボックスの頭。あの電話ボックスは使えるものなのだろうか(見にいってない)。
そしてこちらも素敵な階段。ここのカーペットは赤です。

食器売り場には、上品で綺麗な食器がたくさん売ってます。が、うちに持って帰ってもこれだけ浮いちゃうよな…みたいな…w
箱がティファニーみたいなミントグリーンで、食器にもその色を使ったものがあり、ミントグリーン大好きな私は心ときめくのですが。ちなみに帽子箱みたいな(お菓子箱らしい)箱も売っていて、それもミントグリーン…ただ、箱を無事持って帰るのはたぶん…きついな…笑
目を惹くのがたくさん並んだピクニックバスケット。気候がいい時季だからこそ出しているのでしょうか。もう、部屋のインテリアとして買いたいくらい可愛い~。しかしこれを本当に持ってピクニックに行く人がいるのかと信じ難いし、そういう人がいるのならいったいどこでピクニックするんでしょうか(笑)

店内というのとカメラの電池残量の問題でバタバタ撮ったから構図が酷くてすまない。

フォートナム&メイソンのドアマンのおじさま。制服は黒。
誰も通りがからないけど撮りたくてうろちょろしてたところ、なんか声を掛けてくれました。Go around?って言ってたから「観光してるの?」って訊いてたのかな。
「Can I take a picture of you?」と訊けばいいと頭ではわかっているけど、この言い回し変かもしれないと迷うと口に出せない日本人魂でカメラを弄んでいたら、おじさんの方から撮るの?いいよ?って感じで察してくれました。優しいなあ。


さて、土日に街へ出ると、家族連れがたくさんいるのは日本と同じ。基本的に私は土日嫌いです。子供うるさいし。電車で隣に座るとぶつかってきたりするし。行儀悪いし。
但しそれは日本ではの話!!!!いや、こちらにもいろんな子供がいます。騒ぐ子も多少いるし。ベビーカーに乗ってて泣き叫んでる子も。
ただ、もうね、可愛いの宝庫なんですよ!!!!!!ょぅじょもショタも!!!なんでこんなに可愛いの!!!!!!???おねえさんわかんない!!!!
お母さんが切ったのかなみたいな雑な切り方の毛先が陽に透けるトウヘッドのょぅじょとか。顔はよく似てるのに、髪はブロンドとブルネットで色違いみたいな姉妹とか。剥げまくりのエメラルドグリーンのマニキュアが愛らしい、サーカスの柄のワンピースを着て、デカい花の飾りが付いたカチューシャなんかしてるのに似合っちゃってる女の子とか。
たまらないね!!!!ほんとに抱きしめたくなる可愛さ。景色を撮るふりをして盗撮したくなる可愛さ(してませんよ)。1人攫ってきてうちの子にしたいです。
ちなみにロンドンの地下鉄はよく揺れますが、ょぅじょが乗ってきてフラフラ手すりにつかまっていたら席を譲ってあげるのがスマートな英国紳士の模様。2人ほど見かけました。
でもあんなに可愛かったらね、もう譲りますわ(笑)私だって「だいじょうぶー?おねえちゃんどいてあげるから、ここ座っていいよー」って言いたいもん。もちろんょぅじょはみんな愛想がいいわけではなく、人見知りっぽい子もいます。サーカス柄のワンピースの子は、譲ってもらっても母親は礼を言うけれど、当人はもじもじと座るだけ。でもいいの!!!そういう感じの子の目を見つめて、視線を逸らされながら「…てんきゅー」って言われたい!!!!
「可愛いは正義」ですね。

あと帰り道に小型犬をリードに繋いだだけで電車に乗ってるおにーさん見ました。犬は近くをうろちょろしたり、おにーさんの隣に座ったり、向かいにいるおじさんにちょっかい出しにいったり。でもみんな気にしてません。かわいーねーとおじさんたち撫でてあげてるw
犬アレルギーの人とかいないんでしょうか。私は犬好きだからそれは和んだけど、かなりルールは緩いっぽいなぁ。良くないこととしては、住宅街の犬のワン・ツー放置も結構多いんだよね~。

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